1951年 宮城県仙台市生まれ。父親が高校教師だったため、宮城県内を転々とする。
1968年 失恋をきっかけにモノを書き始める。ガリ版で出した最初の作品が「関係論」。一種のビョーキのお話です。
1969年 宮城県立仙台第一高等学校卒業。この年、全国教育学園闘争が吹きあれ、東大で入試中止。
1972年 新潟大学教育学部退学。必修のピアノと水泳ができなくてあえなく挫折。
1978年 新潟大学人文学部法学科卒業。弁護士をめざしたが、司法試験に挫折。就職したくなかったので、大学院進学をめざすも、なかなか受からない。
1981年 新潟大学大学院修士課程終了。修士論文は刑事責任能力の歴史。
1984年 九州大学大学院博士後期課程単位取得退学。
1984年〜1986年 九州大学法学部助手。
1987年〜1992年 福岡県社会保育短期大学助教授。
1991年 英国エジンバラ大学法学部客員研究員。ヨーロッパの風景を生まれて初めてみて、その「静けさ」にガクゼンとする。その後現象学にのめり込む。
1992年~1996年 福岡県立大学人間社会学部助教授。阿部謹也さんの世間論にショーゲキを受ける。
1996年~2008年年 九州工業大学情報工学部教授。
1999年 阿部さんたちと「日本世間学会」設立。初代代表幹事として参画。
2008年~2014年 九州工業大学情報工学研究院教授。
2009年 大学院で世間学としては日本初となる「現代世間学特論」の講義を開始する。
2010年〜2011年 『西日本新聞』で「世間のミカタ」を連載
2012年 『北海道新聞』で「各自核論」を不定期連載中。
2014年 九州工業大学名誉教授
2015年 日本文藝家協会会員
2014年~2016年 九州工業大学嘱託教員
2016年~2020年 九州工業大学非常勤講師
関連リンク ウィキペディア「佐藤直樹(法学者)」